【膝痛 変形性膝関節症 整骨院】変形性膝関節症について
2026/05/19
こんにちは!鴻巣 ぴーす鍼灸整骨院です。
最近はとても気温が上がり、5月ってこんなに暑かったっけと思いましたね。
昼と夜とでは気温が全然違うので気温差によって体調を崩さないように十分お気をつけてください。
さて、今回は膝の痛み。特に「変形性膝関節症」に悩む方は、日本国内だけで潜在的に2,500万人以上いると言われています。
しかし、その多くが「加齢だから仕方ない」「軟骨が減っているから治らない」という断片的な情報だけで、根本的な改善を諦めてしまっています。
本記事では、なぜ膝が壊れるのか、その原因などを解説していきます。
膝の痛みから解放され、一生自分の足で歩き続けるために頑張っていきましょう。
第1章:変形性膝関節症の深層メカニズム — 軟骨だけが原因ではない
「軟骨がすり減る=痛み」という解釈は、実は不十分です。
膝関節は、骨、軟骨、半月板、靭帯、滑膜、そしてそれを取り巻く筋肉や筋膜が複雑に絡み合った精密なユニットです。
1. 滑膜(かつまく)が引き起こす「化学的炎症」
軟骨には神経が通っていませんが、関節を包む「滑膜」には豊富な神経が通っています。摩耗した軟骨の細かな破片がこの滑膜を物理的に刺激すると、滑膜はそれを異物と判断し、炎症性サイトカインを放出します。これが「膝に水が溜まる」原因であり、激しい痛みや熱感の正体です。つまり、痛みは「物理的な摩耗」と「化学的な炎症」の二段構えで襲ってくるのです。

2. 膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)の重要性
お皿の下にあるこの脂肪の塊は、膝のクッションとしての役割を果たしていますが、実は「全身で最も痛みを感じやすい組織」の一つです。炎症が慢性化すると、この脂肪体が繊維化して硬くなり、膝を伸ばすたびに「挟み込まれるような鋭い痛み」を出すようになります。多くの膝痛において、この脂肪体の柔軟性を取り戻すことが改善の大きな鍵となります。
3. 骨棘(こつきょく)による可動域の制限
軟骨が消失し、骨に直接負担がかかると、体はこれ以上骨が壊れないようにと接触面積を広げて圧力を分散させようとします。その結果、骨の端に「トゲ」のような突起を作ります。これが骨棘です。
骨棘は体独自の防衛反応ではありますが、大きくなると関節の適合性を著しく悪くします。特定の角度で周囲の靭帯や滑膜を圧迫するため、正座ができない、あるいは膝が最後まで伸びないといった制限が生まれます。さらに、削れた骨棘の破片やボロボロになった半月板の組織が関節の隙間に小石のように挟まると、突然膝がカチッと固まって動かなくなる「ロッキング(引っかかり現象)」を引き起こし、激痛を伴うことになります。
第2章:膝を壊す「真犯人」
膝は単独で動いているわけではありません。足首と股関節に挟まれた「中間の関節」であることが、膝の運命を決定づけます。
1. 足関節の背屈制限(足首の硬さ)
歩行時、後ろに残った足の足首が十分に曲がらない(背屈制限がある)と、体はその制限を補うために膝を内側にねじりながら前に進もうとします。この「ねじれ」が、内側の軟骨を集中的に削り取ります。膝を治すには、まず足首の柔軟性をチェックしなければなりません。
2. 股関節の外転筋力(中臀筋)の低下
お尻の横にある「中臀筋」が弱いと、歩行時に骨盤が反対側に傾きます(トレンデレンブルグ徴候)。これを補正しようと上半身が揺れ、膝の外側や内側に過剰な剪断力(ずれる力)が加わります。膝の痛みがある人の多くは、お尻の筋肉が眠っている状態にあります。
3. 「Knee-in Toe-out」という最悪の連動
つま先が外を向き、膝が内側に入るこの動きは、変形性膝関節症を最も加速させる動作です。これは構造的な問題だけでなく、長年の「動きの癖」によって脳にプログラミングされています。このプログラムを書き換えない限り、どんな治療をしても再発は免れません。
第3章:当院が実践する「根本改善」への3つのフェーズ
当院では、患者様の状態を把握し、以下のフェーズに分けてアプローチを行います。
フェーズ①:除痛と炎症コントロール(消火活動)
痛みが強い時期は、まず火を消すことが最優先です。
炎症期では安静が一番です。トレーニングやストレッチなど無理に動かすことはなるべく控えましょう。
フェーズ②:組織のリアライメント(再配置)
痛みが引いてきたら、硬くなった組織の緊張を解き可動域を上げていきます。
-
手技療法: 太ももの外側の「腸脛靭帯」や「大腿筋膜張筋」が硬くなると、膝を外に引っ張り、関節の隙間を狭くします。これらを丁寧に解きほぐし、運動療法もとりいれて行きます。
フェーズ③:動態改善(歩行の完成)
最終的には、歩行動作そのものを修正します。
-
接地パターンの修正: カカトの外側から着地し、親指の付け根で抜ける正しい重心移動を意識しましょう。
-
第4章:物理的な対策 — 靴と環境の最適化
治療の効果を最大化し、膝へのストレスを24時間体制で減らすための具体的な知恵を伝授します。
1. サポーターとの正しい付き合い方
サポーターは「筋肉の代わり」ではなく「脳へのセンサー」として使います。きつく締めすぎる必要はありません。サポーターが皮膚に触れていることで、脳が「膝を守れ」という指令を出しやすくなります。指令を出しやすくするだけでなく、膝が守られていると安心し余計な不安も消えるので、通常通りの動かし方に近づけるというのもメリットの一つです。
2. 住宅環境のバリアフリー化
-
椅子の高さ: 立ち上がる際に膝が90度以上曲がる低い椅子は、膝蓋大腿関節への圧力が最大になります。少し高めの椅子を選ぶだけで、立ち上がりの痛みは激減します。
-
階段の手すり利用: 「手すりを使うのは恥ずかしい」という思い込みを捨ててください。手すりを使うことで、膝にかかる体重の数割を腕に逃がすことができます。
-
第5章:心理的要因と痛みのスパイラル
慢性的な膝の痛みは、身体的な問題だけでなく「脳」の問題も絡んできています。
1. 痛みの恐怖回避思考
「動くと痛い」という経験を何度も繰り返すと、脳の神経ネットワークに変な癖がつきます。すると、実際には関節の組織の炎症が治まっていても、脳が「動く=危険!痛いぞ!」と先回りして過剰に痛み信号を出し続けるようになります。これが慢性痛の恐ろしい正体です。
痛みを恐れて動かさないでいると、関節や筋肉はさらに硬くなり、次の動作でまた痛むという負のスパイラルに陥ります。当院では、施術によって動かせる状態を作った上で、痛くない範囲での小さな動きの手応え(成功体験)を脳に積み重ねさせていきます。脳に「動いても意外と痛くないぞ」と再学習させることで、この脳内の「バグった痛み回路」を徐々に解除していくのです。
2. 健康寿命と膝の痛みの相関関係
膝が痛いからといって歩かなくなると、活動量が落ち、全身の筋力が急激に低下していきます(サルコペニア)。足腰が弱ると、外に出るのが億劫になり、引きこもりがちになることで認知機能の低下を招いたり、運動不足から心疾患のリスクまで高まってしまいます。
つまり、膝をしっかりと治して歩けるようにすることは、単に膝の局所の痛みを消すことにとどまりません。人生の後半戦をいかに自分らしく、豊かに元気に過ごすかという「QOL(生活の質)」、そして健康寿命そのものを左右する重大な問題なのです。
第6章:自宅でできる!膝痛改善エクササイズ
椅子に座った状態でできる、関節への圧縮ストレスが極めて少ないトレーニングです。
椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばします。
痛む方の膝を、つま先を上(天井)に向けながら、まっすぐ水平になるまで伸ばします。
太ももの内側(内側広筋)にギュッと力が入っているのを感じながら、5秒間キープします。
ゆっくりと足を下ろします。
回数: 10〜15回 × 2セット
最大のコツ: 膝を伸ばすとき、つま先が外を向かないように「まっすぐ上、あるいはやや内側」を向くように意識してください。こうすることで、お皿のグラつきを止める「内側広筋」が優位に働きます。
![]()
【ヒップリフト】
仰向けに寝て、両膝を立てます。
ゆっくりとお尻を持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようにします。
この時、膝が開かないように注意してください。お尻(大臀筋)を鍛えることで、着地時の衝撃を膝の代わりに吸収できるようになります。

第7章:最後に — 膝の痛みは「改善できる」という希望を
変形性膝関節症は、確かに「変形」という事実は消せません。しかし、「変形があっても痛くない状態」や「変形があっても自由に歩ける能力」は、適切な努力と専門的なケアによって必ず手に入ります。
「もう年だから」「変形しているから」という言葉で、ご自身の可能性を狭めないでください。鴻巣 ぴーす鍼灸整骨院は、医学的な根拠に基づいたアプローチと、患者様一人ひとりの人生に寄り添う情熱を持って、あなたの膝の問題に向き合います。
膝が変われば、一歩が軽くなります。 一歩が軽くなれば、世界が広がります。
あなたの「また歩きたい」「また旅行に行きたい」という願いを、現実にするための準備がここにはあります。
一人で悩まずお気軽にご相談ください。
----------------------------------------------------------------------
鴻巣 ぴーす鍼灸整骨院
〒365-0038
埼玉県鴻巣市本町1-7-1
ポレスター鴻巣駅前ガーデンズ店舗8
電話番号 : 048-580-7519
続く肩こりを鴻巣で根本ケア
地元の鴻巣で辛い腰痛を緩和
地元鴻巣でスポーツ障がいに対応
----------------------------------------------------------------------



