鴻巣 ぴーす鍼灸整骨院

【整骨院 インナー・アウターマッスル 使い方】ケガを防ぐ身体づくり

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【整骨院 インナー・アウターマッスル 使い方】ケガを防ぐ身体づくり

【整骨院 インナー・アウターマッスル 使い方】ケガを防ぐ身体づくり

2026/06/28

みなさん、こんにちは!鴻巣 ぴーす鍼灸整骨院です。

今回は、スポーツのパフォーマンス向上やケガの予防、そして日常の慢性的な痛みの改善において、決して避けては通れない「筋肉の使い方の秘密」について深く掘り下げていきます。

 

皆さんは「インナーマッスル」と「アウターマッスル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「なんとなく体幹のことかな?」「アウターはムキムキになる筋肉でしょ?」といったイメージを持たれている方が多いかもしれません。

実は、この2つの筋肉は「どちらか一方だけを鍛えればいい」というものではありません。 それぞれに全く異なる役割があり、「使われるタイミング(順番)」が非常に重要です。特に、成長期で身体が劇的に変化する学生にとって、この2つの筋肉の協調性はケガを防ぐための生命線とも言えます。

本記事では、それぞれの筋肉の特徴、働くタイミング、正しく使えるようになることで得られる圧倒的なメリット、そして具体的なトレーニング方法まで解説します。ぜひ最後までお読みいただき、日々のコンディショニングにお役立てください!

 

 

1. インナーマッスルとアウターマッスル、実は役割が全く違う?

まずは、2つの筋肉の基本的な違いを「車のパーツ」に例えながら分かりやすく解説します。

 

 

アウターマッスル(表層筋):外に大きく広がる「幹や枝葉」

アウターマッスルは、皮膚のすぐ下にある、身体の表面に近い大きな筋肉のことです。 胸の大胸筋、肩の三角筋、太ももの大腿四頭筋などがこれにあたります。

・主な役割: 関節を大きく動かす、強い力を発揮する

・特徴: 瞬発力があり、重いものを持ち上げたり、速く走ったりする時に使われます。

・エネルギー消費: 大きな力を出す分、エネルギーの消費が激しく、疲れやすいという弱点があります。

・例え: 樹木でいうところの、太陽の光を浴びて外へ外へと大きく育つ「太い幹」や「枝葉」です。

 

インナーマッスル(深層筋):地中で建てる見えない「根っこ」

インナーマッスルは、身体の深い部分(骨や関節のすぐ近く)にある小さな筋肉の総称です。 お腹の奥にある腹横筋(ふくおうきん)、背骨を支える多裂筋(たれつきん)、肩関節の奥にあるローテーターカフ(回旋筋腱板)などが代表的です。

・主な役割: 関節を正しい位置に安定させる、姿勢を維持する、内臓を正しい位置に保つ

・特徴: 大きな力は出せませんが、持久力に優れており、長時間働き続けることができます。

・エネルギー消費: 少なく、疲れにくいのが特徴です。

・例え: 樹木でいうところの、地中に深く広く張って木全体を支える「根っこ」です。

 

どんなに枝葉(アウターマッスル)を大きく立派に育てても、地中の根っこ(インナーマッスル)が弱ければどうなるでしょう? スポーツの激しい動きや衝撃という「強い風」が吹いた時、踏ん張りがきかずに根元から倒れてしまいます。身体も全く同じで、これが成長期に起こりやすいケガの大きな原因なのです。

 

 

2. 筋肉が働く「順番」と「タイミング」の秘密

ここからが非常に重要なお話です。 筋肉には、動作を起こす際の「正しい作動の順番」が存在します。

実は、私たちの身体は動こうとした時、すべての筋肉が同時にオンになるわけではありません。

 

黄金の法則:「インナー」が先、「アウター」が後

人間が腕を上げたり、ボールを投げたり、歩き出そうとする時、脳は無意識のうちに「予測的姿勢制御(フィードフォワード機能)」というシステムを働かせます。

これは、手足を動かす約0.03秒〜0.1秒前に、まずお腹の奥のインナーマッスル(腹横筋など)を収縮させ、体幹(土台)をガッチリと安定させる機能です。 土台が安定したことを確認してから、初めてアウターマッスルが働き、手足をダイナミックに動かすことができるのです。

 

【正しいタイミングの例(ボールを投げる時)】

脳が「投げるぞ」と指令を出す。

(動作の直前) 腹横筋などのインナーマッスルが働き、背骨や骨盤がカチッと安定する。

(動作開始) 肩や腕、胸のアウターマッスルが強い力を発揮し、ボールをリリースする。

 

タイミングがズレるとどうなる?(ケガのメカニズム)

もし、インナーマッスルがサボっていたり、疲労して機能低下を起こしているとどうなるでしょうか?

土台(体幹や関節)がグラグラのまま、アウターマッスルの強い力が急激に加わることになります。すると、関節に想定外のねじれや負担が生じます。

 

・スポーツ現場では: 投球時の肩や肘の痛み(野球肘・野球肩)、切り返し動作での膝の靭帯損傷、ジャンプ着地時の捻挫などに直結します。特に身体の成長に対して筋力バランスが崩れやすい中高生は、この「タイミングのエラー」がスポーツ障害の大きな原因となります。

・日常生活では: 落ちている物を拾おうとした瞬間の「ぎっくり腰」や、腕を上げた時の「四十肩・五十肩」などは、まさにインナーマッスルの遅れが招いた結果です。

つまり、インナーマッスルは「常にアウターマッスルよりも一瞬早く働き、身体を守るボディーガード」なのです。

 

 

3. それぞれの筋肉が正しく使えると得られる3つの効果

インナーマッスルとアウターマッスルが正しいタイミングとバランスで連動するようになると、身体には劇的な変化が起こります。

 

効果①:スポーツパフォーマンスの圧倒的な向上(運動連鎖)

スポーツにおいて「手打ちになっている」「下半身の力が上半身に伝わっていない」と指導されることはないでしょうか?

人間の身体は、下半身で生み出した大きな力を、体幹を通って上半身、そしてボールやラケットへと伝える「運動連鎖」で動いています。

インナーマッスルが正しく機能すると、体幹という「力の通り道」が強固なパイプになり、エネルギーのロスがなくなります。結果として、力みなくスイングスピードが上がったり、走る際のストライドが伸びたりと、アウターマッスルを無駄に大きくしなくてもパフォーマンスが向上します。

 

効果②:成長期のスポーツ障害・ケガの根本予防

学生のケガの多くは「オーバーユース(使いすぎ)」によるものですが、その背景には「一部の関節や筋肉にばかり負担が集中している」という事実があります。

関節を本来の正しい位置にキープするのはインナーマッスルの仕事です。これが機能することで、関節の摩擦や衝突が減り、オスグッド(成長痛)やシンスプリント、腰椎分離症といった厄介なスポーツ障害のリスクを大幅に下げることができます。ケガで練習を休む期間が減ることは、それだけ練習量も増やせるのでメリットが大きいです。

 

効果③:疲労の軽減と姿勢改善(肩こり・腰痛からの解放)

日常生活においても恩恵は計り知れません。 デスクワークや長時間のスマホ操作で猫背になっている時、アウターマッスル(首や肩の大きな筋肉)が無理やり頭の重さを支えようとしてパンパンに張ってしまいます。これが肩こりの原因です。

インナーマッスルは「持久力の筋肉」なので、ここが鍛えられれば、長時間正しい姿勢をキープしても疲れなくなります。

骨格そのもので身体を支えられる(骨性支持)ようになるため、慢性的な肩こりや腰痛が根本から解消されていきます。

 

 

4. インナーとアウター、正しいトレーニング方法

それぞれの筋肉は性質が異なるため、鍛え方も全く異なります。

「腹筋を100回やってもインナーマッスルは鍛えられない」と言われるのはこのためです。

 

インナーマッスルを鍛える基本(低負荷・ゆっくり・呼吸)

インナーマッスルを呼び覚ますキーワードは「低負荷」「ゆっくりとした動き」「呼吸」です。

強い負荷をかけると、すぐにアウターマッスルがしゃしゃり出てきてしまい、インナーのトレーニングになりません。

 

① ドローイン(基礎中の基礎)

腹横筋(お腹のコルセット筋)を鍛える呼吸法です。

 

仰向けに寝て、両膝を立てます。

鼻から大きく息を吸い、お腹を風船のように膨らませます。

口から「ふーっ」と長く息を吐きながら、お腹を極限まで凹ませます(背中と床の隙間をなくすイメージ)。

 

②プランク

体幹を全体的に鍛えるトレーニングです。

 

アウターマッスルを鍛える基本(高負荷・ダイナミック)

インナーマッスルがしっかり働くようになったら、エンジンであるアウターマッスルを鍛えていきます。こちらは一般的な筋力トレーニングのイメージです。

・スクワットやランジ: 大腿四頭筋や大臀筋(太ももやお尻)を鍛える。

・腕立て伏せ・ベンチプレス: 大胸筋や三角筋を鍛える。

・懸垂(チンニング): 広背筋を鍛える。

※成長期の子の場合、過度なウエイトトレーニングは骨端線(骨の成長軟骨)を痛めるリスクがあるため、まずは自分の体重を使った自重トレーニングから始め、正しいフォームを習得することが最優先です。

 

【最重要】トレーニングの「黄金の順番」

トレーニングを行う際は、必ず「インナーマッスルの活性化」→「アウターマッスルの強化」の順番で行ってください。

練習や試合前のウォーミングアップでも、いきなりダッシュしたり重いボールを投げるのではなく、まずはドローインやプランクなどで「体幹のインナーマッスルにスイッチを入れる」ことから始めましょう。これだけで、その日のパフォーマンスが上がり、ケガのリスクが激減します。

 

 

5. まとめ:身体の土台から見直してみませんか?

いかがだったでしょうか? インナーマッスル(根っこ・姿勢保持)とアウターマッスル(幹や枝葉・大きな動き)、それぞれの役割と使うタイミングの重要性がお分かりいただけたかと思います。

まとめると以下のようになります。

 

・インナーは身体を「安定」させ、アウターは身体を「動かす」。

・常に「インナーが先、アウターが後」というタイミングが正常。

・この連動性が、ケガの予防とパフォーマンス向上の絶対条件。

・鍛える時は「低負荷でインナー」→「その後にアウター」の順に行う。

 

「いつも同じ場所をケガしてしまう」「筋トレをしているのに競技のタイムが伸びない」「マッサージに行ってもすぐに肩や腰が痛くなる」という方は、このインナーとアウターのバランスや働くタイミングが崩れている可能性が非常に高いです。

当院では、痛みのある患部だけを見るのではなく、「なぜそこに負担がかかっているのか?」という根本的な身体の使い方、筋肉のバランスから評価し、一人ひとりの状態(成長段階や競技特性)を見て治療を行っていきます。

スポーツのケガでお悩みの学生さんや保護者の方、または日常の不調から抜け出したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

身体の正しい使い方をマスターして、一生モノの「ケガをしない強い身体」を一緒に作っていきましょう!

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